こんにちは。
墨彩画家でセラピストの桂颯(けいそう)です。
今回は、「顔彩で描く絵手紙シリーズ」として
葉牡丹の描き方をお届けします。
紫色から赤紫色に変化する葉っぱのグラデーションを
いかに表現するか、試行錯誤しました。
最終的に、スプレーで水をかけて
画面を湿らせた後、筆を円状に動かして
グラデーションを作るという方法を取りました。
まずは、描き方動画をご覧くださいませ。
その後に、描き方や色の使い方で
葉牡丹の表情が変わるようすを
写真でお届けいたします。
目次
描き方動画
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Youtubeの「さわやか墨彩画教室」では、
他にも、さまざまな描き方動画を
アップしていますので、お気軽にご覧いただけます。
そして、Youtube動画の詳しい解説は、
こちらのブログで行なっています。
つまり、両方をご覧になると、
しっかりご理解いただけると思いますので、
よろしくお願いいたします。
葉牡丹の写真
今回、モデルになってもらった葉牡丹です。
①水で湿らさないで、描いた場合
描き方
- 画面を濡らさずに、薄い赤紫色に調整した顔彩で
葉っぱ全体の下塗り - 中央部分の葉っぱは、紫で二度塗りをして、水筆でぼかす。
- 葉っぱの外側から胡粉を塗って、
内側に向けて水筆でぼかす
このやり方だと、画面全体の色が濁って、
くすんでしまう。
② ①と同じやり方で、葉っぱの色を薄くしてみた
やはり、中央の紫色の部分は、くすんで見える。
③ 画面を水筆で濡らして、筆を回して塗る方法
- 下絵を描いた後、水筆で画面全体を湿らせる
- 下のように、筆に薄い紫を含ませた後、
筆の先端に濃い紫をつける。 - 筆を寝かせ気味にして、
葉牡丹の中心から円を描くように、
色を入れる。
今度は、紫の葉っぱの部分の透明度が上がった気がする。
(実際の色は、画像より、もう少し濃いめです)
しかし、残念ながら、動画を撮り忘れたので、
やり直しです。
④ 下絵をマジックで描いてみる
油性マジックで下絵を描いてみましたが、
線が一様で、おもしろくありません。
⑤ スプレーを使って画面を湿らせて、筆を円状に動かす方法
こちらの画像は、Youtubeにアップしたものです。
⑥ 雪を降らせてみました
雪を降らせる方法は、
写真のような網に、胡粉をのせ
上から、息を吹きかけます。
すると、胡粉が画面上で点状に広がります。
筆を使って、胡粉を葉牡丹上に塗ると、
雪のように見えます。
まとめ
今回は、「顔彩で描く絵手紙シリーズ」で
葉牡丹の描き方をご紹介しました。
また、描き方によって、絵の表情が変わってくることも
合わせて、お届けいたしました。
いかがだったでしょうか?
今回は、ここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう。