プロフィール【桂颯】

ハガキ絵一覧

こんにちは。

墨彩画家でセラピストの桂颯(けいそう)です。

今回は、
私が、何故、自然療法セラピストになり、

また墨彩画家に転身したかという

お話をしてみたいと思います。

目次

幼いころから情緒不安定

小学校時代からいつも通知表に
「情緒不安定」と書かれていました。

周囲と、どう接してか良いかわからず、
いじめられて、
しょっちゅう泣いてばかりいる子供でした。

20歳まで生きられないかも

思春期の頃は、私にとって地獄でした。

何故、人はうそをつくのか、
何故、人は争うのか、
なんのために、人は生きるのか、
愛は、存在するのか、などなど、
そんな素朴な悩みの数々に、

いつも苦しんでいたからです。

感受性が強すぎたのです。

つらすぎるので、
20歳まで生きられないかもと

思っていました。

当然、体調もすぐれず、

微熱、胃腸不良、慢性疲労、湿疹などに

常に悩まされていました。

そうだ! 薬剤師になって、
薬で病気を治そう!

薬で治らなかった私の持病

薬剤師になって、

薬についての知識が増えたのにも関わらず、

肝心の自分の病気を治せないことに失望しました。

薬で、一時的に症状が治まっても、
すぐに再発するからです。

アロマテラピーとの出会い

10代のころから、

顔に出ていた慢性湿疹のため、

お化粧もできない状態でした。

皮膚科を受診しても、

一時しのぎになるだけでダメ。
体に良いとされる自然化粧品をためしてもダメ。
漢方薬局でも、ダメ。

すっかり諦めていた40代のころ、
アロマテラピーと出会い、手作り化粧品で
湿疹をきれいに治すことができたのです。
それどころか、

胃腸状態も改善されていました。

アロマテラピーとの出会いによって、

私は、「癒し」の重要性を知りました。

「癒し」のもたらす素晴らしい世界を

初めて体験したのです。

衝撃でした!

自宅で、自然療法サロン

すっかりアロマテラピーにはまった私は、
アロマトリートメントを習い、

自宅でアロマサロンを開業しました。

介護のため、薬局に勤めるより、

自宅での仕事の方が都合がよかったからでもあります。

マッサージや自然療法教室を開催することで、

たくさんのお客様に喜ばれました。

訪れるお客様の体調をもっとよくしたいと願い、
さらに、ハーブセラピー、ホメオパシー、
タイ式マッサージ、バリニーズマッサージ、

経絡指圧、チネイザン、ハーブボールセラピーなど、

自然療法を次々に学んでいきました。

しかし、次第にわかってきました。

どんなに、手を尽くして、
体の凝りをとっても、

心の凝りを取らなければ、
繰り返すだけだということに。

体の凝り=心の凝りだからです。

やっかいな心の凝り

東洋医学の考え方でいえば、
健康とは、気血水の流れが滞りなく、

全身を循環することにあります。

どこかで、流れが滞れば、

そこに凝りが生じ、最終的には、

内臓にまで影響が及ぶからです。

しかし、心の凝りは、やっかいです。

人間関係や仕事など、

外界からのストレスで起こるだけでなく、

不安や怒りなど、

自分自身が生み出すストレスもあるからです。

どうすれば、心の凝りをほぐせるのだろうか?

Breakthrough

田舎の小さな美術館で展示されていた、

ある小学生の絵に目が釘付けになりました。

画面いっぱい、馬のお尻だけ

大胆に描かれていたのですが、

多分、絵の技法などまるで知らないだろう

その子の絵にすっかり魅了されてしまったのです。

他に、プロの画家が描いた絵が

たくさんあったにも関わらずです。

まさに、

何かがすっこぬける開放感を味わったのです!

馬に感動した子供の無垢な心が、

ストレートに私の心に響いたのです。

無心な心で描かれた絵は、

こんなにも、人を感動させる!

無心になって絵を描けば、

きっと、心の凝りからも解放されるはずだ!

元々、感受性の豊かな私は、
絵と「邂逅」したのだと思います。

自然療法で得た崇高で美しい感動を

表現できるかもしれない!

墨彩画との出会い

色紙 墨彩画 桜の花

ネットでいろいろ調べ、

自分に最も適している絵は、
白浪先生の墨彩画だと思い、
生徒になりました。

私は、すでに50代後半に

差し掛かっていましたが、
「あんたは、まだ若いから、

5年後には、かなりうまくなってるよ」

という先生の言葉に励まされ、

数年間、一生懸命、模写を練習しました。

気が付いたら人生感が変わっていた

色紙 墨彩画 椿

墨彩画で、さまざまなお花を描きました。

椿、百合、つゆ草、牡丹、バラ、山茶花、

紫陽花、桜、梅、などなど。

最初は、先生の絵を模写することに

必死でしたが、

少し余裕が出てくると、

自分の絵が描きたくなってきます。

自分の庭で育てている花々、

街で見かける季節の花々や果実、

山野草、空を飛ぶ小鳥たち、

川で遊ぶシラサギ、空に浮かぶ雲、

あらゆる物が絵の対象となり、

見るたびに、心が躍るのです。

なんて、美しいのだろう!
なんて、素敵なんだろう!
描きたいなあ!

これまで、全く
目に留まらなかった自然のいろいろが、
すがすがしく心の中で、

広がってくる喜びを知りました。

毎日が感動の連続なのです。

墨彩画家へ

コロナの影響で、

サロンを閉店したことを機に、
墨彩画家に転身しました。

絵が売れるようになり、

自信が持てたということもあります。

私の残りの人生をかけて、

墨彩画を描く喜びを多くの人に伝えたい!
これまで培ってきた自然療法の知識を発信したい!

そういう願いを込めて、
このブログを立ち上げました。

まとめ

このサイトは、

墨彩画の描き方を学びながら、
心を開放し、さわやかにすることを
目標とするサイトです。

一人でも、喜んでくださる方がいれば、

本当にうれしいです。