【顔彩で描く絵手紙シリーズ】超簡単な猫の描き方と猫に学ぶ「禅語 」

こんにちは。
墨彩画家でセラピストの桂颯(けいそう)です。

以前、絵手紙シリーズで、
「癒される猫の描き方」をお届けしましたね。


今回は、「超簡単な猫の描き方」です。

とても簡単ですが、愛らしい猫の様子が描けるので、
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

いつものように、まずは、
「描き方動画」をご覧ください。

その後、猫に学ぶ「生き方」について
解説いたしますね。

描き方動画

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猫に学ぶ「生き方」

私の尊敬する禅宗のお坊様
「枡野俊明」という方の著書に
「怒らニャい禅語」というのがあります。

枡野先生は、この本の中で、
猫のように、しなやかに生きていくための
さまざまな禅語を紹介されているんです。

おもしろいでしょう?

先生は、
「猫の生き方」は、ひとつの悟りの姿だとおっしゃるのです。

猫には、全く邪心がありません。

自由に、心のおもむくままに生きています。

けれでも、私たちは、そういう素のままの猫の姿に
癒され、心惹かれてしまいます。

私たちも、猫のように自由な心でいきていきたい。

禅語は、そのための道しるべとなる
と先生はおっしゃっています。

今回は、この本の中から、
そんな「生き方」を学ぶ禅語をいくつかご紹介したいと思います。

随所快活(ずいしょかいかつ)

「どんなときも、どこにいても、
上機嫌で、自然体の自分でいよう」という教えです。

猫さんは、いつも自然体ですものね。

わたしたちは、つい人との優劣や勝ち負けを気にしたりします。

そうなると、
どうしても、身を固くして自分を武装していなくてはなりません。

そんな鎧は全て外して自由になろう!

人は人。自分は自分。

自分の機嫌は自分でとろう。

いつでも元気ではつらつとしていよう。

柔軟心(にゅうなんしん)

猫のように柔軟に!

ひとは、自分の価値観だけで、判断しがちです。

「こうすべきだ」「こうしなくちゃならない」という考えにしばられていると、
心は窮屈な状態になり、他人との関係もぎくしゃくしてしまいます。

ものごとを多面的にとらえるやわらかな心で、
世の中を見れば、毎日が優しくなります。

視点を変えてみると、物事は、全く違った見え方になるはずです。

自分の価値観にとらわれずに
やわらかでしなやかな心で、生きていこう!

露(ろ)

わたしたち日本人は、つい周囲に合わせて
思ったことを言えず我慢する傾向があるのではないでしょうか?

「いいひとでいたい」「嫌われたくない」という意識が
心の根底にはあるからです。

「露」とは、暴露の露。
あらわになった状態をさします。

素の自分でいることの大切さを教える禅語です。

等身大で生きていく。

勇気を持って、「いいひとをやめる」と決めたら、
のびのびと自由な生活が始まります。

両忘(りょうぼう)

白でも黒でもない。
グレーを選択するという方法もあるという教えです。

ともすれば、私たちは、「白」か「黒」か、
どちらかに決めなくてはならないと思いがちです。

しかし、本当にそうでしょうか?

「白」か「黒」か、どちらかを選ぶのではなく、
間をとって「グレー」という選択肢もあるのではないでしょうか?

私は、この教えに随分、助けられてきました。

会議などで、二つの意見が真っ向から対立することがあります。

どちらの意見も、筋が通っていて正しい。

なかなか折り合いがつかなくて、困った状況に、
会のリーダーとして、何度か追い込まれたことがあります。

そんなとき、私は、いつも、
AでもBでもなく、Cという第三の方法がないかと考えるのです。

全員が完全に納得できなかったとしても、
なんとか折り合いをつけることができる
そんな方法を探ってみるのです。

それが、必ずしも、うまくいくとは限りません。

「あんたは、リーダーとしての自覚はあるのか?」と
叱責されたことも何度もあります。

しかし、いつでも
「白」でも「黒」でもなく、「グレー」の道がある
という視点を持っているだけでも、
会の分裂を防ぐことができると思うのです。

その考えのおかげで、
いつでも、会が終われば、仲良くお酒が飲めましたもの。

八風吹不動(はっぷうふけどもどうぜず)

人生の中で吹いてくる、どんな風にも惑わされず
楽しんでいこうという教えです。

まさに猫さんは、どんな風が吹いても自由に生きています。

らんちゃんが生後2ヶ月で、うちにやってきたときも、
「親に捨てられちゃったの〜〜〜」とか、
嘆くことはありませんでしたし、
いくらかわいがっても、気乗りがしなければ
こちらを見向きもしません。

自由なんです。

しかし、私たちは、人生の逆風にさらされると、
「なぜ、自分ばかりがこんな目に遭わされるのだろう」と嘆きたくなりますし、
成功したり、人に賞賛されたりすると、
有頂天になったりします。

けれど、どんな風が吹いてこようと、
一旦、自分の置かれている場所から距離を置き、
冷静に自分を見つめよう。

風向きによって、振り回されないようにしようということです。

以前、地元の商工会議所主催で、
自然療法の講座を開催したことがあります。

地域の商店と共同の広告を出していただき、
たくさんのお客様にご来店いただいたのです。

講座に来て頂いたお客様全員にアンケートを取りました。

「素晴らしい内容でした」
「また、ぜひ、伺いたいです」などなど、
たくさんの賞賛のお言葉をいただきましたが、
その方々全員が、再来店してくださったかというと、
そうでもありません。

案外、「ここがわかりにくかった」とか
「もう少し〇〇してほしかった」など、
問題点を提示してくださったお客様の方が、
来店してくださったりしたのです。

このとき、人の褒め言葉は信用ならないと
強く実感したものです。

逆に、人の心ない悪口に傷つくのも
意味がないことです。

人の言動に振り回されない自分でいよう!

そんなことを教えてくれる禅語です。

まとめ

今回は、「顔彩で描く絵手紙シリーズ」として
超簡単な猫の描き方動画と
猫から学ぶ「禅語」をご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

今回は、ここまでです。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

また次回お会いしましょう。