【顔彩で描く絵手紙シリーズ】爪を切られる猫の描き方:嫌がられても言わなくちゃならない時がある!

こんにちは。
墨彩画家でセラピストの桂颯(けいそう)です。

今回は、「顔彩で描く絵手紙シリーズ」として
「爪を切られる猫の描き方」をお届けします。

モデルは、まろさんです。

生後2ヶ月でうちにやってきた白黒雑種の保護猫です。

以前、絵手紙で描いたのは、数ヶ月お姉さん猫の
らんちゃんでした。

らんちゃんもまろちゃんも、もう15歳になりましたが、
変わらず、うちのアイドルたちです。

今回は、ふてくされて爪を切られるまろさんの表情が
あまりにも可愛かったので、絵手紙に描きました。

猫だから、やっぱり爪を切られるのは嫌なんですね。

でも、爪を切るのは、大好き主人なので、
じっと我慢しているんです。

そういった諸々の気持ちの入った、
複雑なまろさんの表情です。

多少、強調して描きましたが、うまく表現できたので、
わたしは気に入っています。

まずは、今回の絵手紙で工夫したポイントを二つ解説し、
その後に、もう一つのテーマである
「嫌がられても言わなくてはならない時がある」
についてのためになるお話をします。

描き方ポイント

ポイント1、下絵を鉛筆の薄い線で描く。

お花の絵と違って、こうした表情のある動物の場合は、
いきなり墨で下絵を描くには、勇気がいります。

ほんの少しの線のずれで、表情がまるで変わってしまうからです。

こうしたデリケートな下絵の場合は、鉛筆の薄い線で描き、
練り消しゴムで修正しながら整えていきます。

練り消しゴムは、プラスチック製の消しゴムよりも
画仙紙を傷めにくいし、また鉛筆の線を薄くすることで、
簡単に消すことができます。

ただし、何度も消していると、練り消しゴムであっても、
画仙紙は、傷んでしまいます。

できるだけ、消しゴムを使わないで済むように、
最小限の線で描きます。

ポイント2 目を強調


ふてくされた目を最も強く印象づけたかったので、
見る人の目が、そこに行くように、
目の周囲だけ、濃い墨で塗り、
他の部分の黒の毛の黒色は、トーンを抑えました。

トーンというのは、色の明度と彩度を合わせたものです。

色についての基礎知識については、
以下の講座で説明しています。

絵を描く場合、見る人の視線がどこにいくか
ということを意識することは大切です。

つまり、「絵の見どころ」を明確にすることが
大事なんですね。

まずは、描き方動画をご紹介します。

わかりやすく丁寧に作成していますので、
これをご覧になれば、ほぼご理解いただけると思います。

描き方動画

この動画が役に立ったと思われたら、

ぜひ、ご登録をお願いします。

プロフィールのところにあるYoutubeボタンをクリックすると、

Youtubeに飛ぶことができます。

そこで、ご登録や高評価ボタンを押していただけると幸いです。

Youtubeの「桂颯」「さわやか墨彩画教室」では、

他にも、さまざまな描き方動画を

アップしていますので、お気軽にご覧いただけます。

そして、Youtube動画の詳しい解説は、

こちらのブログで行なっています。

つまり、両方をご覧になると、

しっかりご理解いただけると思いますので、

よろしくお願いいたします。

嫌がられても言わなくてはならない時がある

誰だって、人に嫌われたくありません。

けれど、親や教師や上司は、
子供や生徒や部下のためを思って、
時には、相手にとって耳の痛い話も
しなければならない時があります。

先日、娘のところに遊びに行ったときのことです。

娘には、1歳4ヶ月になる子供がいて、
毎日、子育てにおおわらわです。

孫は、おむつを変えられることが大嫌い。
その度に、大泣きして暴れて嫌がるのです。

孫にとっては、「嫌なものは嫌」
全力で抵抗してくるんですね。

でも、嫌がるからと言って、おむつを変えないでいると、
すぐにおむつかぶれになってしまいます。

娘は、おもちゃを持たせたり、歌を歌ったりして
気を紛らわせて、上手におむつを変えていました。

幼い子供は、ちょっと工夫をすれば、
上手に対処できますが、
これが、思春期以上になってくると、
そう簡単にはいきませんね。

しかも、本人たちは、「自分は正しく、間違っているのは相手」と
思い込んでいたりすることもあるので、
なおさら、耳の痛い言葉を言ったりするのは至難の業です。

ある高校の保護者会で、教頭先生が
こんなお話をなさっていました。

とても印象に残ったので、ご紹介しますね。

「思春期の子どもたちに対して、
親は全力で向き合ってください。
いつも子供たちを見守り、
決して目を離さないでください。
とても大切な時期なのです」と。

思春期の子どもたちは、 
精神や情緒活動が猛烈に働き出し、
子供から大人へ脱皮する準備を始めます。

子どもたちには、さまざまな感情が芽生え、
自分でさえも手が付けられない心の暴走に
戸惑って、反抗してくるかもしれません。

本人たちも苦しいのです。

反抗してくる子供たちを放っておくのは
簡単です。楽なのです。

しかし、子供たちの幸せを願うのであれば、
じっくり向き合って、
将来、社会の中でたくましく生きるために、
時には、耳に痛い言葉も言って、
導いていかないといけないのです。

命の尊さを教えないといけない。

自殺を行う若者が後をたたないからです。

思春期の子供たちに言葉を届けるには、
全力で向き合って、真心で伝えるしかないのだと思います。

まとめ

今回は、「顔彩で描く絵手紙シリーズ」として
「爪を切られる猫の描き方」をお届けしました。

まず、描き方ポイントを二つ解説し、
描き方動画をご紹介しました。

続いて、「嫌われても言わなくてはならない時がある」というテーマで、
思春期の子供たちに対する向き合い方をお話しました。

いかがだったでしょうか?

今回は、ここまでです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

また次回お会いしましょう。