【墨彩画作品 ブルーベリーの青い実】「さわやか子育て講座」強い心の育て方について

ハガキ絵 ブルーベリー 

こんにちは。

墨彩画家でセラピストの桂颯(けいそう)です。

 

まずは、お知らせです!!

この「さわやか墨彩画教室」の講座のなかに、

新しく「さわやか子育て講座」という
カテゴリーを加えることにしました。

「子育て講座」というと、おこがましいのですが、

子育てに悩むママたちに、

自然療法の立場から、アドバイスし、

少しでもお役に立てればと思った次第です。

 

ただ、このサイトは、あくまで「墨彩画教室」なので、

墨彩画作品とともに、ワンポイントアドバイスの形で、
少しづつ、お届けする予定ですので、

よろしくお願いいたします。

 

今回の作品は、
「ブルーベリーの青い実」のハガキ絵です。
まだ熟していない小さな青い実を子供たちに見立てて
描いてみました。

ブルーベリーは、太陽の光と雨と土の栄養分をたっぷり受けて、
育ちます。
そのどれが欠けても、おいしい甘い実を作ることはできません。

人の子供を同じですね。
温かい愛情(太陽の光)
落ち着いた生活環境(雨や空気)

バランスの良い食事(土の栄養)の
3つが揃って、初めて、すくすく成長できます。

しかるに、今の日本では、
学校に行けない子供たちや心を病む子供たちの

なんと多いことでしょう。

いったい、今の子供たちに、何が欠けているのでしょうか?

どこに原因があるのでしょうか?

 

自宅で、自然療法サロンを営んでいるときでも、

子育てに悩んだり、

うつ病に苦しむママたちの相談を数多く受けてきましたし、

サロンを止めた今でも、ご相談を頂いております。

 

そんなママたちに、自然療法の観点から

少しでもアドバイスできたら、お役にたてるかな

と思い、微力ながら、「さわやか子育て講座」を

立ち上げることにいたしました。

 

これまで、一生懸命に愛情をもって育ててきたのに、

「何故?うちの子が学校に行けなくなったの?」

「学校でいじめられているから?」
「この子の心が弱いから?」
「この子の将来はどうなるの?」など、

どう対応してよいかわからず、
悩まれるご両親の苦しみははかりしれません。

たとえ、不登校でなくても、
体調を崩したり、不眠になったりして
子供のころから、眠剤や安定剤を服用する子も大勢います。

いったい、今の子供たちに何が起きているのでしょうか?

どう考えればよいのでしょうか?

その原因を考え、どう解決していったらよいか、
教育者の立場ではなく、
自然療法セラピストの立場で、
少しづつ、お話していこうと思います。

目次

まずは、基本三原則

学校に行けなくなったり、
体調を崩したりする原因は、

家庭内のトラブルが原因であったり、
学校でいじめにあっていたり、
友人関係のトラブルがあったり、
その子によって、さまざまです。

しかし、まずは、基本に立ち返って、
シンプルに考えてみましょう。

植物でいえば、
「太陽のエネルギー」「雨」「土の栄養」が整っていれば、
元気に育ち、きれいなお花を咲かせてくれたり、
おいしい野菜や果実を作ってくれたりします。

日光不足だったり、水分が不足していたり、土の栄養分が足りないと、
植物は、枯れたり、ひ弱になり、病気なったりします。

子供も同じで、
「親の愛情」「心地よい環境」「正しい食事」が整っていれば、
基本、子供はすくすく育ちます。

 

では、我が子にとって、

「親の愛情」は足りているでしょうか?
「環境」は整っているでしょうか?
「正しい食事」はとれているでしょうか?

その3つの基本に立ち返り、

見直すことから、まず、始めましょう。

今回は、三原則の中の「親の愛情」について、

取り上げてみたいと思います。

それは、これから述べるように、

「心の強さ」に密接に関係してくるからです。

「親が与える愛情」と「子供が受け取る愛情」は同じ?

 

子供が健康的に育つのに必要な愛のエネルギーを100%としましょう。

愛のエネルギーが、子供の心に100%満たされていれば、

子供は、「自分は愛されている」と確信し安心できます。

しかし、愛のエネルギー量が50%しか、充電されていなければ、

子供の心は、いつも満たされず、孤独で不安定な状態になります。

 

さて、

目の前のお子さんの心を満たしている

愛のエネルギー量は何%でしょうか?

きちんと充電されているでしょうか?

 

実際のところ、

親が想っているほど、子供に、

親の愛情は伝わっていないのではないでしょうか?

 

 

この認識のずれが、後に、大きな壁となって立ちはだかってくるのです。

 

 

大切なのは、親の想いではなく、

子供が「自分が愛されている」と実感しているか、どうか

にあるのです。

 

では、子供の心に、愛のエネルギーが充電されているかどうか、

どうやって見極めることができるでしょうか?

 

 

愛の満たし方

子供の心が満たされているかどうかは、

子供の様子を見ればわかります。

心が満たされていない子は、どこか、落ち着きがなく、

不機嫌であったり、不安なようすをしています。

落ち着いて、しっかり子供のようすを見つめましょう。

子供の充電具合が、次第に見えてきます。

もし、愛が満タンになっていないと感じたら、

しっかり抱きしめてあげてください。5分でいいのです。

ママは、どんなに忙しくても、

その5分間は、ゆったりと、たっぷりの愛情で

接してあげてください。

愛を満タンに充電してあげてください。

これは、命の充電なのです。

満タンの充電=心の安定=心の強さ

 

土台のしっかりしていない建物が、地震に弱いのと同様に、

心の不安が強いと、人は、ストレスに対して弱くなってしまうのです。

ストレスへの強さは、心の安定度に比例します。

つまり、心の中心が愛で満たされいる状態=心の強さなのです。

「自分は愛されている」という確信があれば、

心の土台となって、

多少の困難にも、立ち向かっていける強さになるのです。

子供が小さいころから、常に、

子供を観察し、

愛の充電状態を見つめるようにしましょう。

親の愛情は、きちんと伝わっているでしょうか?

忙しくて、子供を見ているつもりで、見ていないかもしれません。

 

さて、あなたのお子さんの愛の充電具合は

いかがですか?

愛のエネルギーは、波動で伝わる

子供は、ママのお腹の中にいるときから、
親の愛情を感じとっています。

児童養護施設で聞いた話ですが、

さまざまな理由で、
「この子を産みたくない」と思っているママから
生まれた赤ちゃんは、
あまり泣かず、いろんな欲求をしないのだそうです。

そして、身体や精神的な発達の遅れが
でてくる子供が多いのだそうです。

子供が健全に生きていく上で、親の愛情というものは、
太陽エネルギーと同じほど、必要なものなのですね。

そして、子供は、その愛情を

言葉ではなく、波動で受け取っているのです。

「私は、あなたを愛してるよ」と言葉にしても、

そこに、本物の愛情がなければ、

子供は、敏感に感じ取ってしまいます。

愛のエネルギーは、波動で伝わっていくものなのです。

まとめ

今回は、

自然療法の立場から、

子育ての三原則の中の「親の愛情」について、

解説しました。

愛の充電とは?、「心の安定」=「心の強さ」

愛は波動で伝わることなど、

いかがだったでしょうか?

今回は、ここまでです。

次回は、子育て三原則の二番目の

「家庭環境」のついて、

お話する予定です。

また、お会いしましょう。