こんにちは。
墨彩画家でセラピストの桂颯(けいそう)です。
今回は、「顔彩で描く絵手紙シリーズ」として
山吹の描き方をお届けします。
お庭の暴れん坊の山吹は、切っても切っても、
どんどん枝を伸ばしてきて、
あっという間に、庭の一角を占拠してしまいます。
春の終わりに、
黄色の愛らしいお花をたくさん咲かせてくれる山吹ですが、
その生命力は、なかなかのものです。
毎年、ばっさばっさ剪定するのですが、
弱るどころか、ますます勢いを増してきて、
占領地を増やしつつあります。
この山吹のたくましい生命力をいただきながら、
描いていきましょう!
さて、今回も、まず最初に、
山吹の描き方ポイントは二つを解説します。
次に、黄色の心理効果についてお話しし、
その後、描き方動画をご紹介します。
動画は、全ての行程を省略せずに、取り入れ
わかりやすく丁寧に作成していますので、
ご覧になれば、ほぼご理解いただけると思います。
続いて、もう一つのテーマ、山吹に学ぶ
「へこたれない生き方とは?」について
解説します。
とてもためになるお話なので、
最後まで、ゆっくりご覧くださいね。
目次
山吹の描き方ポイント
ポイント1、ぱあーっと明るく目に飛び込んでくる山吹色を作る
山吹色は、鮮光黄に、ほんの少しの上朱を混色して、
明るめに調整します。
お花の中央部分のみ、上朱多めの色で塗りぼかし、
黄白色(鮮光黄+胡粉)が浮き出るようにします。
ポイント2 山吹の葉っぱらしさを表現するためには、
葉の周囲のぎざぎざと葉脈をしっかり入れることです。
また、葉っぱの色は、若葉+青草で、
明るめの緑に混色して、塗ります。
なんといっても、山吹のお花を見ると、
元気になります。
実は、黄色には、人を元気にするさまざまな心理効果があるんですね。
黄色の心理効果
黄色は、色相環の中で最も明るく目立つ色です。
実は、黄色には、神経や脳を活性化する力があるのです。
つまり、黄色を見ると、頭が冴えてきて、
集中力や記憶力が高まったり、
気分が明るくなったり、注意を促したり
判断力が高まったりする効果があるのです。
描き方動画
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他にも、さまざまな描き方動画を
アップしていますので、お気軽にご覧いただけます。
そして、Youtube動画の詳しい解説は、
こちらのブログで行なっています。
つまり、両方をご覧になると、
しっかりご理解いただけると思いますので、
よろしくお願いいたします。
へこたれない生き方とは?
山吹に学ぶ「へこたれない生き方」とは?
山吹は、ばっさり剪定されても、
「わー、切られてしまったーー。ひどすぎる」なんて、
嘆いたり、文句を言うことは、一切ありません。
自分の将来を悲観することもなく、
人のせいにすることもなく、
くよくよ悔やんだり、悩んだりすることも
全くありません。
ただ、与えられた状況の中で、
最も良い方法で、生命力を働かせているだけなのです。
くよくよ迷わず、次の一手で行動する。
これが、へこたれない生き方なのだと思います。
まとめ
今回は、「顔彩で描く絵手紙シリーズ」として
山吹の描き方をお届けしました。
まず、描き方ポイントを二つ、お話し、
次に黄色の持つ心理効果を解説いたしました。
次に描き方動画をご紹介し、
もう一つのテーマである
「へこたれない生き方とは?」について
お話ししました。
いかがだったでしょうか?
今回は、ここまでです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
また次回、お会いしましょう。