こんにちは。
墨彩画家でセラピストの桂颯(けいそう)です。
今回は、「顔彩で描く絵手紙シリーズ」として
山吹の描き方をお届けします。
お庭の暴れん坊の山吹は、切っても切っても、
どんどん枝を伸ばしてきて、
あっという間に、庭の一角を占拠してしまいます。
春の終わりに、
黄色の愛らしいお花をたくさん咲かせてくれる山吹ですが、
その生命力は、なかなかのものです。
毎年、ばっさばっさ剪定するのですが、
弱るどころか、ますます勢いを増してきて、
占領地を増やしつつあります。
この山吹のたくましい生命力をいただきながら、
描いていきましょう!
さて、今回も、まず最初に、
山吹の描き方ポイントは二つを解説します。
次に、黄色の心理効果についてお話しし、
その後、描き方動画をご紹介します。
動画は、全ての行程を省略せずに、取り入れ
わかりやすく丁寧に作成していますので、
ご覧になれば、ほぼご理解いただけると思います。
続いて、もう一つのテーマ、山吹に学ぶ
「へこたれない生き方とは?」について
解説します。
とてもためになるお話なので、
最後まで、ゆっくりご覧くださいね。
目次
山吹の描き方ポイント
![](https://keisou11.com/wp-content/uploads/2022/04/yamabuki-flowers-4177350_1920-1024x661.jpg)
ポイント1、ぱあーっと明るく目に飛び込んでくる山吹色を作る
山吹色は、鮮光黄に、ほんの少しの上朱を混色して、
明るめに調整します。
お花の中央部分のみ、上朱多めの色で塗りぼかし、
黄白色(鮮光黄+胡粉)が浮き出るようにします。
ポイント2 山吹の葉っぱらしさを表現するためには、
葉の周囲のぎざぎざと葉脈をしっかり入れることです。
また、葉っぱの色は、若葉+青草で、
明るめの緑に混色して、塗ります。
なんといっても、山吹のお花を見ると、
元気になります。
実は、黄色には、人を元気にするさまざまな心理効果があるんですね。
黄色の心理効果
![](https://keisou11.com/wp-content/uploads/2022/04/yamabuki-flowers-4177349_1920-1024x683.jpg)
黄色は、色相環の中で最も明るく目立つ色です。
実は、黄色には、神経や脳を活性化する力があるのです。
つまり、黄色を見ると、頭が冴えてきて、
集中力や記憶力が高まったり、
気分が明るくなったり、注意を促したり
判断力が高まったりする効果があるのです。
描き方動画
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Youtubeの「桂颯」「さわやか墨彩画教室」では、
他にも、さまざまな描き方動画を
アップしていますので、お気軽にご覧いただけます。
そして、Youtube動画の詳しい解説は、
こちらのブログで行なっています。
つまり、両方をご覧になると、
しっかりご理解いただけると思いますので、
よろしくお願いいたします。
へこたれない生き方とは?
![](https://keisou11.com/wp-content/uploads/2022/04/kerria-6161058_1920-1024x683.jpg)
山吹に学ぶ「へこたれない生き方」とは?
山吹は、ばっさり剪定されても、
「わー、切られてしまったーー。ひどすぎる」なんて、
嘆いたり、文句を言うことは、一切ありません。
自分の将来を悲観することもなく、
人のせいにすることもなく、
くよくよ悔やんだり、悩んだりすることも
全くありません。
ただ、与えられた状況の中で、
最も良い方法で、生命力を働かせているだけなのです。
くよくよ迷わず、次の一手で行動する。
これが、へこたれない生き方なのだと思います。
まとめ
![](https://keisou11.com/wp-content/uploads/2022/04/flowers-7047338_1920-1024x683.jpg)
今回は、「顔彩で描く絵手紙シリーズ」として
山吹の描き方をお届けしました。
まず、描き方ポイントを二つ、お話し、
次に黄色の持つ心理効果を解説いたしました。
次に描き方動画をご紹介し、
もう一つのテーマである
「へこたれない生き方とは?」について
お話ししました。
いかがだったでしょうか?
今回は、ここまでです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
また次回、お会いしましょう。