心の置き場が見つからないときは、祈ろう。水墨画「蓮の花」

水墨画 蓮の花2

小色紙サイズ 蓮の花 水墨画 ハーネミューレ紙 2020年製作

この絵は、亡くなったAさんを偲んで、描きました。

「祈り」

理屈で分かっていても、心がどうにもならないときがある。

愛する人を失って、頭がまっしろに止まってしまったとき、

怒りの炎に身が焼かれ、どうにも逃れられないとき、

次々に湧き上がってくる不安で、眠れない夜を過ごすとき、

・・・・・・

そんなときは、両手を合わせ、静かに祈ろう。

亡き人を偲んで、祈る

愛する人を守ってほしくて、祈る

自分の力がないから助けてほしくて、祈る

泥の中から、美しい花を咲かせる、あの美しい蓮の花を心に描き

あらゆる煩悩をすべて、天に預けて、ただただ祈ろう。

すっかり預けてしまうと、心が軽くなるから。