【幸せの自然療法】冬の乾燥肌に最適!極上の香りがする「美容オイル」の超簡単な作り方:○と○を混ぜるだけ!

こんにちは。
墨彩画家でセラピストの桂颯(けいそう)です。

さて、今回は、久しぶりに
自然療法セラピストとして、投稿したいと思います。

表題には、「冬の乾燥肌に最適!」と控えめに書きましたが、
実は、それだけではありません。

「お肌に優しく、安全で、素晴らしい効果のある
簡単な手作り美容オイルの作り方」のご紹介です。

この手作り美容オイルは、私自身が愛用しているもので、
もう20年以上、使っている素晴らしいオイルです。

なぜ、素晴らしいかというと、
これまで何度もお話ししてきたように、
私は、10代から40過ぎまで、
顔の湿疹に悩まされてきましたが、
この美容オイルが、それを見事に治してくれたからです。

若い頃の私は、女性にとって大切なお顔に、
いつも痒みがある赤いブツブツが出ていたのです。

さまざまな化粧品を試したけれでも、全てダメ。
逆に、湿疹がひどくなり、赤みを帯びてきます。

若いころに努めていた大学病院の薬局研究室のお掃除のおばちゃんから
「若い娘さんなのに、そんな顔でかわいそうに」
なんて言われて、逆にショックを受けたこともあります。

皮膚科で治療を受けても、処方された塗り薬を止めると
すぐに再発するのです。

漢方を試したことがありますが、全く効果がありません。

しかたないので、そのまま放置していたら、
乾燥肌で荒れ放題になってしまいました。

しかし、40代後半、この美容オイルに出会ってからは、
私の悩みは、すっかり解消。

なんと、20年以上も悩みづつけてきた私の顔の湿疹が
すっかり治ってしまったのです。

今では、朝晩の洗顔後、
この美容オイルを使ってお手入れするのが
楽しみになっています。

そんな素晴らしい美容オイルの作り方を
今回、ご紹介いたしますので、
最後まで、ゆっくりご覧くださいね。

私は、この手作り化粧品との出会いで、
自然療法の素晴らしさに目覚め
自宅で自然療法サロンを始めたのです。

サロンでは、常連のお客様や友人たちを招いて
「手作り化粧品講座」や「ハンドケア講座」
「フェイシャルマッサージ講座」などを行いました。


講座では、栄養クリーム、乳液、ローション、石鹸など
お肌に優しく、素晴らしい効果のある化粧品をつくりましたが、
作り方は少し面倒です。

しかし、この美容オイルは、
キャリアオイルと精油を混ぜるだけでできるので、
とても簡単です。

具体的な作り方については、この講座の最後でご紹介しますね。

その前に、なぜ、この美容オイルがお肌に優しく、
効果的なのかという理由について
解説したいと思います。

お肌のしくみや化粧品の内容についての知識を持っておくことも、
スキンケアを正しく行うために必要なことだからです。

目次

お肌の構造とは?

お肌のお手入れの参考のために、
皮膚構造について簡単に説明しますね。

皮膚は、上の図のように、
「表皮」、「真皮」、そして図にはありませんが、
その下の「皮下組織」からできています。

表皮は、血管や神経はなく5層からなっていて、
厚さは0.06~0.2mmと薄いのですが、
手のひらや足の裏は、もっと厚みがあります。



お肌を守ってくれる皮脂膜とは?

皮膚の表面には、「皮脂膜」といって
脂や汗などから作られる膜があります。

この皮脂膜は、脂肪を含むので、外からの水をはじくと共に
角質層の湿度を保って、皮膚の乾燥を防いだり、
外界の刺激から皮膚を守る働きをしています。

また弱酸性であるため、殺菌作用もおこなってくれます。

なぜ、冬は乾燥肌になるの?

乾燥肌とは、角質層の水分が少なくなった状態をいいます。

どうして冬になると、
水分が少なくなるかというと、
気温が下がると、血行が悪くなって皮脂の分泌が落ち、
汗腺の働きも鈍くなって
肌は潤いを失いやすくなるからなのです。

さらに、ハンドソープやボディーソープ、
台所洗剤などを使用すると、
それらに含まれている界面活性剤が皮脂膜を壊し、
表面が荒れてきてしまうのです。

皮脂膜が壊れてくると、さらに水分が出ていってしまい、
外界からの刺激から皮膚を保護する働きも低下するので
トラブル肌にもなりやすくなってしまうんですね。

皮脂膜を守るハンドメイドソープのおすすめ

私は、長年、お肌に優しいハンドメイドソープ(手作り石鹸)を使っています。

以前は、自分でつくっていましたが、
入手しにくい材料があったりするため、
今では、生活の木のハンドメイドソープを使っています。

以下をクリックすると、生活の木に飛べますので
ご覧ください。

生活の木のハンドメイドソープ

これらの中でも、特に香りが素敵な
ライラックやガーデニアがお気に入りで、
お顔だけでなく、ボディにも使っています。

頻繁に使用しなければ、こうした手作り石鹸は、
皮脂膜を壊すことなく、表面の汚れを落としてくれます。

お肌のトラブルを予防するための第一歩は、
まず、皮脂膜を守ることです。

ミネラルオイルと植物油

ミネラルオイルとは、主に石油を原料とする「鉱物油」のことで、
市販の栄養クリームなどに使われています。

昔に比べて、不純物は含まれておらず、
質の高いものになっていますが、
肌には浸透せず、表面を保護するために使用されています。

一方、今回使用する植物油は、
ホホバオイル、ローズヒップオイル、スイートアーモンドオイルなど、
栄養価が高く、肌への浸透性も高いオイルです。

一般的な化粧品に使用される防腐剤

大抵の化粧品には、防腐剤が使用されています

一般的な化粧品と手作り化粧品の大きな違いは、
この防腐剤を含むか含まないかにあります。

若い頃に、私が、市販されている化粧品を全く使えなかったのは、
この防腐剤に対して過敏に反応していたためでした。

随分、後でわかったことですが。

手作り美容オイルでは、防腐剤は使いません。
なぜなら、原料となる植物由来の精油の中には、
抗菌作用があるからなのです。

美容オイルの基材について

使う材料は、この3点だけです。

材料と保存びん

植物油 キャリアオイルともいいます。
     スイートアーモンドオイル
     ホホバオイル
     ローズヒップオイルなど

精油 アロマテラピーに用いられるもので
   植物から抽出した芳香成分です。
    ラベンダー、ゼラニウム、ローズ
    ネロリ、イランイランなど

美容オイルを入れる遮光された保存びん 
      25ml
     

ホホバオイル

美容オイルに使える植物油は、いろいろありますが、浸透性がよく、酸化しにくい性質があるので、ホホバオイルが最もおすすめです。
ホホバオイルは、肌質を問わず、保湿効果もあり、全身のお手入れにも使えます。

私は、生活の木の
ホホバオイルクリア 70mlを購入して
使っています。

ホホバオイル

精油 精油を販売している会社は、たくさんありますが、生活の木やニールズヤードなど、
必ず信用のおける会社の精油を選びましょう。

私は、いつもニールズヤードの精油を使っています。とても香りが良いからです。

乾燥肌に適した精油には、
ラベンダー、ゼラニウム、ローズ、ネロリ、イランイラン、ローマンカモミールなどがあります。

お好きな香りが最も効果的ですが、
初めて作るのでしたら、万能オイルの
ラベンダーをおすすめします。

ラベンダー

 ラベンダーは、他にもさまざまな使い方ができるので、1本持っておくと、大変便利だからです。

私は、昔から、ちょっと高いのですが、
ネロリを使っています。

アンチエイジング効果が高いローズもおすすめですが、やはり少し高いです。

 25mlの遮光の保存びん

生活の木で販売されています。

生活の木 オンラインショップ

ショップの中の
茶色遮光ガラスボトル 25ml 330円

植物油付け替えポンプ 330円

を組み合わせて、左の画像のようにして使います。

ポンプの先は長めになっているので、
容器に合わせて切り落とします。

もう何年も、この瓶を使っています。

美容オイルの作り方

茶色の遮光瓶の中に、
ホホバオイルを容器の肩ぐらいまで入れます。
だいたい25mlになるはずです。

瓶の中に、精油を3滴ほど入れます

お顔に使う場合は、だいたい0、5%濃度で作ります。
10ml に対して精油1滴 0、05mlなので、
25mlだと、精油2〜3滴です。

ボディオイルとして使う場合は、1〜2%ですので、
植物油5mlに対して、精油1〜2滴なので
25mlに対して、精油5〜10滴です。

私は、もう20年以上使っているので、
ネロリを5滴ほど入れてお顔に塗っています。

使用上の注意点

この美容オイルは、自然化粧品で安全とはいっても
人によって、まれにアレルギー反応が出る可能性もあります。

スイートアーモンドオイルは、ナッツアレルギーの人は❌です。

お顔にご使用になる前に、顎の下などに少し塗って、
反応が起こらないことを確かめてくださいね。

妊娠中、授乳中、病気の人、乳児、幼児は禁止です。

美容オイルの効果は、薬のように即効性ではありません。

徐々に、お肌の調子が整ってきます。

まとめ

今回は、美容オイルの作り方についてご紹介しました。

お肌の基礎知識として、皮膚の構造や皮脂膜について、
一般化粧品に使われている鉱物油や防腐剤について、
手作り美容オイルに使われる成分についてなども
解説いたしました。

いかがだったでしょうか?

今回は、ここまでです。

最後までご覧くださりありがとうございました。

また次回お会いしましょう。