【墨彩画作品集 ローズゼラニウムのはがき絵】ローズゼラニウムのスピリチュアル効果

 

墨彩画 ローズゼラニウム ハガキ絵

こんにちは。

墨彩画家でセラピストの桂颯(けいそう)です。

画像は、ローズゼラニウムを、没骨法で描いた墨彩画です。

 

ローズゼラニウムのお花は、とっても小さくて、可愛いのですが、

絵のモチーフとして使われることは、ほとんどありません。

お花は、可愛いのですが、

葉っぱが複雑な形をしています。

絵にするには、苦労が多い割には、

あまり報われないというのが、正直なところ。

なので、墨彩画には向いていないのです。

私も、最初、鉤勒法で描いてみたのですが、

墨で骨書きすると、葉の部分が細かすぎて、

黒っぽい絵になってしまう。

それで、今回は、少し葉を簡略化し、

没骨法で描きました。

なんで、わざわざ、このお花をテーマに選んだかというと、

実は、

今日、年に2回のローズゼラニウム蒸留日だったので、

それについてご報告したかったからなのです。

 

実は、ローズゼラニウムは、香水にも使われるほど、

大変良い香りがするだけでなく、

お肌にとっても、皮脂バランスを整えてくれるなど、

優れた効果を発揮する素晴らしいハーブなのです。

 

私にとって、ローズゼラニウムは、

皮膚トラブルに悩んでいた私自身のお肌の救い主だけでなく

植物に対する見方を根本的に変えてくれ、

自然療法に目覚めさせてくれたハーブでもあるのです。

私の深刻な肌トラブルについては、

この記事に触れていますので、

良かったら参照してください。

【レモンの花のハガキ絵を4種類描きました】花の香りを色で表現

なので、墨彩画のモチーフとしては、あまり向かないのですが、

どうしても、この植物のすばらしさ、

そして、普通ではなかなかお目にかかれない蒸留についてお伝えしたくて、

今回、テーマに選ばせていただきました。

目次

ローズゼラニウムについて

フウロソウ科

原産地 アフリカ南部

アロマテラピー的効果

女性ホルモンのバランスを整える作用があり、

月経症状や更年期障害に効果があります。

またイライラを落ち着かせ、神経をリラックスさせてくれます。

特にお肌に対しては、炎症を落ち着かせ、

乾燥を予防する効果があります。

ローズゼラニウムの持つ素晴らしい効果について述べれば、

きりがありません。

まだまだたくさんあるのですが、

今回は、私のやっかいな皮膚トラブルを救ってくれたハーブとして

ご紹介したいと思います。

 

私は、このローズゼラニウムを年に2回、蒸留して、

蒸留水(フローラルウォーター)を作り、

毎日の化粧水として使っています。

ローズゼラニウムの蒸留

 

 

いつ

これ、銅製の蒸留器です。

私は、年に2回、この蒸留器を使って蒸留水(フローラルウォーター)を作ります。

2鉢から、このくらいの量のローズゼラニウムを収穫して蒸留します。

これは、収穫後の残りのローズゼラニウム。

収穫したローズゼラニウムをよく洗い、

茎を取り、葉っぱと花だけにして、

蒸留器のこの部分にぎゅーっと詰め込みます。

蒸留器の一番下の部分には、市販されている軟水の天然水を

1リットルほど入れておきます。

蒸留器を火にかけ、冷却水の温度管理(32度~34度)をしながら、

15分ほど待っていると、

裏側から、蒸留水がぽとぽと出てきます。

もう部屋中が、甘くてさわやかなローズゼラニウムの香りに包まれて、

しあわせ~~!!

 

天然水1リットルに対し、約400mlのフローラルウォーターできます。

ビーカーの上の部分に、オイルが浮かんでいるのが見えるでしょうか?

これ、精油(エッセンシャルオイル)なんです。

つまり、アロマテラピーで使われる精油は、

このように、水蒸気蒸留法で作ったものなんですね。

そのときにできた蒸留水は、フローラルウォーターと呼ばれ、

これにも、同様の効果があるといわれています。

凄いでしょう

自家製精油入り、フローラルウォーターを手作りしちゃうんですから。

しかも、生活の木やニールズヤードなどの大手メーカーで販売している

フローラルウォーターよりも、何倍も香りが良いのです。

手間暇かけて、愛情たっぷりに作るからこそでしょうね。えへん!

 

できた精油入りフローラルウォーターは、

ペットボトルに入れて、冷蔵庫保存すれば、

約1年間、持ちます。

ローズゼラニウムには、抗菌作用があるからです。

このようにして、私は、

基礎化粧品を手作りしているのです。

私の基礎化粧品は、

フローラルウォーターの化粧水と精油ネロリ入りブレンドオイルの

防腐剤無添加、完全天然化粧品なのです。

 

ローズゼラニウムのスピリチュアル小話

アロアテラピーで、最も有名な精油は、ラベンダーです。

ラベンダーにも、気持ちをリラックスさせ、イライラを楽にする作用があるのですが、

同じような鎮静作用を持つローズゼラニウムとの使い分けがあります。

感情が理性や意識を圧倒するようなタイプの人には、

ラベンダーが適するのに対し、

理性が感情を否定するタイプの人には、

ローズゼラニウムが向いているといわれています。

面白いでしょう?

実際、どちらの香りが好みかで、

その人のタイプが想像できたりします。

さて、皆さんは、

どちらの香りがお好みでしょうか?

が、しかし、私は、どちらの香りも大好きで

その時の状況に合わせて使い分けています。

まとめ

今回は、アロマテラピー的観点からのローズゼラニウムのご紹介でした。

さわやか墨彩画教室は、

ただ墨彩画の描き方を学ぶだけでなく、

このような植物の不思議な力についても、

随時、お話していきたいと思いますので、

今後とも、どうぞよろしくお願いします。

今回は、ここまでです。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

次回、またお会いしましょう。