こんにちは。
墨彩画家でセラピストの桂颯(けいそう)です。
今回は、「墨彩画でハガキ絵を描く5つのメリット」というテーマで、
お届けします。
ハガキ絵は、墨彩画の中でも、最も気軽に描ける絵でありながら、
草花や鳥、昆虫など、幅広いモチーフを楽しむことができます。
またハガキ絵を描くことで、自然の美しさ、厳しさ、不思議さなど、
自然と対話することで、さまざまな感動を味わうこともできます。
今回は、そんなハガキ絵のすばらしさについて、
5つの観点から解説したいと思います。
目次
小さなお花でも主人公
牡丹や椿、芍薬などの豪華なお花と違って、
山野草や雑草などの小さなお花は、
目立たない存在ですが、
よくよく眺めてみると、実に美しいのです。
小さすぎて、よく見えないだけで、
虫眼鏡で眺めてみると、小さな小さな模様が入っていたりして、
その細工の細かさに、しみじみ感動してしまいます。
例えば、シャガという花をご存じでしょうか?
ご近所の方から、一株だけ頂いたのですが、
あっという間に、庭の一角を占拠するほど、
生命力の強い雑草の一種です。
しかし、その花は、まるでアヤメか菖蒲のように、
美しい、神秘的な形をしています。
そんな小さな雑草のお花たちも、ハガキ絵にすると、
りっぱな主人公になります。
私は、そういう小さなお花たちが大好きなので、
どうしても描きたくなってしまうのです。
ハガキ絵は、そんな山野草のお花たちを
描くのに、調度良いサイズなのです。
絵具の量が少なくてすむ
大きなサイズの絵だと、絵具の量がたくさん必要となります。
けど、ハガキ絵サイズだと、
ほんの少しの絵具の量ですむので、
失敗を恐れずに、じゃんじゃん描くことができます。
例えば、葉っぱの色を塗る際に、
鶯茶緑を使うか、若葉を使うか、緑青を使うか迷ったとき、
それぞれ簡単にお試しで描くことができますね。
親しい人に贈る
このハガキ絵は、退職する際に、
お世話になった職場の方たち一人ひとりに、
心を込めて描いて送ったものです。
これまでも、年賀状やお悔やみやお見舞いなど、
多くの方に、ハガキ絵を送ってきました。
お相手の方に対する想いを、そして言葉にできない想いを
絵に託して伝えることができます。
絵が上手下手が問題ではなく、
心を込めて、描くことが、大切なのだと思います。
一期一会の出会い
大きな絵を描くと、多くの時間を必要とするので、
描けるお花の種類には、限界があります。
しかし、気軽に描けるハガキ絵だと、
さっと写生して、すぐに完成させることができるので、
たくさんのお花たちと出会うことができます。
私のように、タンポポやスミレのような雑草や山野草が大好きだと、
見るもの見るもの、すべて描きたい欲求に駆られてしまうので、
ハガキ絵サイズは、とても重宝しています。
迷わず、さっと写生して、さっと描いて楽しんでいます。
フォトフレームに入れて楽しむ
小さいサイズのハガキ絵を入れるフォトフレームは、
ダイソーのような百均でも入手できます。
右上のフォトフレームを載せているイーゼルも
100円です。安いですよね。
このように、いろんなフォトフレームに入れて、
テーブルの上やトイレや洗面所のような小さなコーナーを
ご自分の描いた絵で飾ってみませんか?
掛け軸スタイルで飾っても素敵ですね。
まとめ
今回は、
「墨彩画 ハガキ絵を描く5つのメリット」というテーマで、
ハガキ絵を描く楽しさについて、5つの観点からお伝えしました。
いかがでしたか?
みなさんも、ぜひ、一緒に楽しみましょう。
今回は、ここまでです。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
次回、またお会いしましょう。