【顔彩で描くお花の絵シリーズ】初級講座 シュウメイギクのハガキ絵の描き方

こんにちは。

墨彩画家でセラピストの桂颯(けいそう)です。

 

さて、今回は、
墨彩画の初級講座

「シュウメイギクのハガキ絵の描き方」

について解説いたします。

 

シュウメイギクは、私の大好きなお花の一つです。

グリーンパウゼのお庭でも

白いお花のシュウメイギクを育てています。

生命力の強いワイルドな植物ということですが、

うちのお庭では、地植えをすると

いつの間にか消滅していまうのです。

 

そこで、鉢植えで育てているのですが、m
夏の一時期旅行に出たため、

水不足で枯れかかってしまいました。

なんとか持ち直して、咲いたお花がこれです。
逆境にめげず、けなげに咲いてくれました。

なんだか、あ~れ~って言ってるみたいに見えませんか?

では、以下のラインナップで
お届けしますね。

 

シュウメイギクとは

 

シュウメイギクは、

漢字では「秋明菊」と書きますが、

「菊」の仲間ではありません。

 

キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草の植物です。

開花時期は、9月~11月

 

シュウメイギクの花の構造

.

白い花びらのように見えますが、
実は、萼(ガク)なんですね。

中心部の緑色の球状に見える部分は、

雌しべが多数集まっているもの。

それを多数の黄色い雄しべが取り囲んでいます。

お花の色のコントラストがきれいですね。
Keisou
Keisou

シュウメイギクの花言葉

「薄れゆく愛情」
「淡い思い」
「あせていく愛」
「多感な時」
「忍耐」
なんとなく、悲しい言葉ばかりですね。

これは、シュウメイギクが、英語で
Japanese anemone「ジャパニーズ アネモネ」と

言われるように、

アネモネの仲間であることに由来しているんです。

実は、アネモネにまつわる

悲しいギリシャ神話が二つあるのです。

Donguri
Donguri
悲しいギリシャ神話、知りたい知りたい!
アネモネにまつわる悲しいギリシャ神話のお話です。
Keisou
Keisou

アネモネにまつわるギリシャ神話

1、アフロディーテの話

愛の女神アフロディーテ(別名ビーナス)は、
息子のキューピットが誤って放った矢に

当たってしまいます。

 

キューピットの矢は、

「当たると最初に見た人間に恋する」という愛の矢です。

 

アフロディーテは、

人間の美少年アドニスに恋をしてしまうのです。

 

アフロディーテの恋人アレスは、

彼女が心変わりしたと思い、

自らをイノシシの姿に変え、アドニスを襲います。
アドニスは、牙に突かれ、あっけなく絶命します。

 

アネモネは、アドニスの流した血から咲いた花、

あるいは、

彼の遺体を見てアフロディーテが流した涙から

咲いた花ともいわれているのです。

 

2,ゼピュロスの話

女神フローラと風の神ゼピュロスは仲の良い夫婦でしたが、

フローラに使えるニンフのアネモネに、

風の神ゼピュロスが恋をしてしまいます。

 

フローラは、嫉妬のため、

アネモネを追放してしまいます。
神殿を追われたアネモネは、

ニンフとしての力を無くしてしまい、哀しみにくれます。

ゼピュロスは、フローラのために、

アネモネへの気持ちを捨てることにしましたが、

完全に忘れきることができず、

アネモネを花の形に変えたのです。

 

二つのギリシャ神話を知ると、
アネモネの花言葉「嫉妬」「恋の苦しみ」

「はかない恋」「見放された」

「悲しみ」の意味がわかってきますね。

 

でも、アネモネの仲間である

シュウメイギクの花言葉が、悲し気なのは、

とんだとばっちりのような気がしないでもないですが。

では、いよいよ、
シュウメイギクの描き方について解説しますね。

使用した画材

ハガキ  にじみの少ない画仙紙のハガキ

筆  面相筆 付立筆または削用筆

顔彩  胡粉 紅梅 青瓷 若草 燕脂 白緑、

描き方の順序

1,スケッチ帳に描いたものを
画仙紙のハガキ絵に転写

2、転写した線上を墨で骨描き。

3、彩色

① 萼の下塗り

絵皿に胡粉と紅梅を取り、混色して薄いピンク色を作り、

ガクとつぼみの下塗りをします。

乾いたら、紅梅と燕脂で、赤い部分の重ね塗りをして

仕上げます。

② 雌しべは、白緑+若草でぬります。

③ 鮮光黄+朱で、山吹色にして、下塗りをします。

 雄しべは、鮮光黄+胡粉で線をひき、

鮮光黄+朱で点を打ちます。

④ つぼみは、胡粉+紅梅で下塗りをして、

燕脂で重ね塗りをします。

⑤ 茎は、青瓷+若草+花白緑の混色で、下塗りをします。

            ⑥ 葉は、青瓷+若草で下塗りをした後、

乾いてから、青瓷を重ね塗りします。

⑦ 茎には、うっすらと燕脂を重ねます。

 

まとめ

今回は、「顔彩で描くお花の絵シリーズ」

初級講座 シュウメイギクのハガキ絵の描き方について

解説いたしました。

本当は、最後に描き方動画をお付けするつもりだったのですが、

後半部分を取り忘れてしまって、できませんでした。残念。

今回は、ここまでです。

最後までお読みくださりありがとうございました。

また次回お会いしましょう。