墨彩画の描き方 初級講座 椿のハガキ絵①

こんにちは。

墨彩画家でセラピストの桂颯(けいそう)です。

さあ、今回は、

墨彩画描き方シリーズ第二弾、

いよいよ椿の描き方についてお届けしたいと思います。

墨彩画で椿といえば、定番中の定番。

おなじみのモチーフです。

では、この椿の描き方について、

以下の内容で、
解説したいきますね。

 

椿の話

ツバキ科ツバキ属

椿は、日本原産で、
その凛としたたたずまい、
花が落ちるときの潔さなどから、
古くから日本人に愛されてきた美しい花です。

椿には、
花びらが一重だったり、
八重だったり、
花びらの色が白、ピンク、赤など、
とてもたくさんの種類があります。

うちのお庭にも、肥後椿や侘助など、

4種類の椿が植わっていて、
絵のモデルになってくれています。

この写真は、肥後椿。花芯の大きいのが特徴です。

熊本から連れてきた椿です。

近くの公園にも、
白地に赤い筋の入った椿や、
ピンクの八重の椿が、
毎年、見事に花を咲かせてくれています。

椿のスケッチ

では、この写真の椿にモデルとなっていただきましょう。

スケッチブックにハガキ枠を描き、

椿を鉛筆で描いていきます。

 

ハガキに転写

ハガキの上にチャコペーパーを置き、

その上にスケッチした下図の上から鉛筆でなぞります。


転写した下絵の上から墨で線描

椿の花を彩色

臙脂、鮮光黄、紅梅をそれぞれ絵皿にとり、

混色して、花びらを彩色していきます。

椿の葉と茎を彩色

同様に、鶯茶緑と青草、緑青をそれぞれ絵皿にとり、

色や濃度を調整してから、筆にとり、

葉の部分を彩色します。

茎は、栗皮茶と墨を混色して塗っていきます。

仕上げ

花びらが重なり影になる部分に、

臙脂、鮮光黄、墨の混色で

少し暗めに塗り、

上から、明るめの赤色でぼかすように彩色します。

葉は、

鶯茶緑、緑青、墨で影の部分を塗り、

次第にぼかすようにして塗り、

仕上げます。

額に入れる

まとめ

今回は、
「墨彩画の描き方 初級講座 椿のハガキ絵①」というテーマで、

椿のスケッチ、ハガキへの転写、
転写した下図の上を墨で線描、
彩色する方法について、
お伝えしました。

このように、
まず下絵を墨で描き、
その後、彩色していく描法を
鉤勒法(こうろくほう)といいます。

鉤勒法?

はい。ややこしい感じが出てきましたね。

では、次回は

「墨彩画の描き方 二種類の描法について」というテーマで

墨彩画の2種類の描法、
鉤勒法(こうろくほう)
没骨法(もっこつほう)
について解説していきたいと思います。

最後まで、お読みいただき
ありがとうございました。

今回は、ここまでです。

次回、またお会いしましょう。